わたしが用意したもの
- ハードディスク(SerialATA 120GB)
- USB2.0接続の外付けハードディスクケース
- アプリケーション
- mi(テキストエディタ)
- iTerm(ターミナル)
ハードディスクは内蔵のものと同じか大きければ問題なし。MacBookとハードディスクの接続にはFirewireの方が速度的に有利だと思うのですが、Firewire接続のケースが高かったのでわたしはUSBのケースを購入しました。
テキストエディタとターミナルはご自分が利用しているソフトを使えばよいかと。下記で指定するコマンドを直接ターミナルで入力するならテキストエディタは不要です。
さて、ここからは「MacBookの内蔵HDを250GBに交換」を参考に、ほぼそのまま同じ内容になります。
手順
- 外付けハードディスクをMacBookに接続
- 「ディスクユーティリティ」が開くのでハードディスクを初期化してパーティションを作成
- パーティションを分割(分割しなくてもいい)
わたしは今ある内蔵HDD80GBに合わせて、80GB+残りと分割 - 名前を付ける(後で変更可/とりあえずNewHDと付けてみた)
- Mac OS 拡張(ジャーナリング)を選択
- GUIDパーティションを選択
- パーティションを分割(分割しなくてもいい)
- パーティションの作成が終わったら、ディスクトップ上にマウントされたディスク(NewHD)の「情報を見る」で「ボリューム上の所有権を無視」のチェックを外す(重要)
- 下記rsyncコマンドをターミナルから実行(コピーが開始される)
- コピー完了
- MacBookをシャットダウン
- [option]キーを押したまま電源を入れる([option]キーは押したまま)
- 起動ディスクの選択画面になるので、コピーした外付けハードディスクを選択
(ブート可能な外付けハードディスクケースの必要あり) - システムの起動を確認してコピー完了
あとは、MacBookをシャットダウンして外付けハードディスクと内蔵ハードディスクを入れ替えましょう。
rsyncコマンド
- 以下のコマンドをテキストエディタに貼付けて保存
- テキストを全選択してコピー
- ターミナルにペースト
- [return]キーでコピーの開始
sudo rsync -a -E --delete --progress ¥
--exclude="/dev/*" ¥
--exclude="/.vol/*" ¥
--exclude="/Network/*" ¥
--exclude="/automount/*" ¥
--exclude="/Volumes/*" ¥
--exclude="/private/tmp/*" ¥
--exclude="/private/var/launchd/*" ¥
--exclude="/private/var/run/*" ¥
--exclude="/private/var/tmp/*" ¥
--exclude="/private/var/vm/*" ¥
--exclude="/.Trashes/*" ¥
--exclude=".Trash/*" ¥
--exclude=".Spotlight-V100/*" ¥
--exclude=".TemporaryItems/*" ¥
--exclude=".hotfiles.btree" ¥
/ /Volumes/NewHD(自分が付けたパーティションの名前)/
約50GB分のファイルやデータをコピーするのに2時間くらいでした。
最初はrsyncコマンドを自分なりに書いて試したけれど、なかなか上手くいかず。結局なんだかんだで全部の手順を完了させるのに10時間くらいかかりました。 「MacBookの内蔵HDを250GBに交換」での手順をそのままやれば、3時間で完了していただろうに、、、(shスクリプトを使ったやり方で書いてあったのですが、shスクリプトの使い方が分からないので、その部分に関してはrsyncを直接ターミナルで実行するようにしました)
今後は、元の内蔵ハードディスクを外付けディスクに移してバックアップディスクとして利用します。週一回くらいのペースで、システムを含めた全データの同期を取っていく。まったく同じ中身のハードディスクが2つあると、ハードディスクが壊れたときも慌てなくてすむでしょう。