ディレクトリエディタ( C-x d ディレクトリ [return] )の基本操作をみる。
- [p] → 上にカーソルを移動
- [n] → 下にカーソルを移動
- [v] → Viewモードで選択ファイルを読み込み専用で表示 → [p]でリストに戻る
- [e] or [return(enter)] → 選択ファイルを編集
- [d] → 選択ファイルに削除マーク
- [~] → バックアップ(ファイル名末尾に~の)ファイルに削除マーク
- [#] →自動保存(ファイル名前後に#がある)ファイルに削除メーク
- [u] → 削除マーク解除
- [x] → 削除実行
ディレクトリエディタ( C-x d ディレクトリ [return] )でリストの表示順を変更するには、[s]キーを押せばよい。
で表示可能。(初期値はファイル名順)
Emacs では、Emacs 上でファイルの名前を変更したり削除やコピーをしたりできます。
まずはディレクトリの編集画面を表示してみる。
- C-x C-f [ディレクトリを指定] [return(enter)]
- または C-x d [ディレクトリを指定] [return]
上のコマンドでディレクトリの編集画面が表示されます。ポイントは、ファイルを指定するのではなくディレクトリを指定して[enter]キーを押すこと。
以下は全部同じ意味です。
- ディレクトリの編集画面
- Dired(読み方?) = Directory Editor
- ディレクトリーエディター
- ディレクトリ編集モード
ミニバッファでは、ファイル名やコマンドを補完してくれるので便利です。
例えば、C-x C-f のあとに ~/.e [Tab]キーと押すと~/.emacs となってくれます。
例えば、M-x transi [TAB]キー とすると transient-mark-mode と補完してくれます。
例えば、M-x set-buffer-file-coding-system [return(enter)] のあとに [TAB] キーを押すと、文字コードの一覧が出てきます。続けて、eu [TAB][TAB] とすると 各 euc の種類が出てきます。
ミニバッファで補完してくれそうな感じがあるときは、とりあえず [TAB] キーを押してみよう。
- M-x set-buffer-file-coding-system [return(enter)]
- euc-jp-mac [return]
のようにすると文字コードを変更できる。
上記では euc-jp に変更。macでテストしているので euc-jp-mac としたけど、euc-jp-doc や euc-jp-unix との違いがわからない。調べないと、、、そのうち調べよう。
.emacs を編集する。
Emacs を起動したときに、ウィンドウが最初から分割した状態で表示したい。以下のコードを .emacs に書けばよさそう。
(setq w (selected-window))
(setq w2 (split-window w 30))
(setq w3 (split-window w 70 t))
- 1行目で最初に開かれるウィンドウ(w)を選択
- 2行目でウィンドウ(w)を縦に分割
- 3行目でウィンドウ(w)を横に分割
2行目と3行目の split-window の横の文字で分割するウィンドウ(ここでは w )を選択し、その横の数字で幅を指定してます(※ 幅を指定するときの値がよくわからないです。)。3行目の t は左右に分割することを指定してます。
以下のように 3行目の部分を変更すると、
(setq w (selected-window))
(setq w2 (split-window w 30))
(setq w3 (split-window w2 70 t))
分割のされ方がちょっと変わるので、いろいろ試してみよう。
GNU Emacs Lispマニュアルを参考にさせてもらいました
.emacs を編集する。
フォントとフォントサイズを設定するだけであれば、以下のようなコードを .emacs に書けばよさそう。family にフォントを指定し、height にフォントサイズを指定する。(height は 140 に指定すると 14pt、90 であれば 9pt になります。)
(set-face-attribute ‘default nil
:family “apple-monaco”
:height 90)
.emacs での編集にまだ全然慣れていないので、インターネットで情報を調べてもよく分からない、、、
上のコードは正しいのかが、いまいち判断できないのです。とりあえず私の Emacs ではフォントの変更ができました。
こちらのサイトを参考にさせてもらいました
C-x C-f でファイルを開いていくとバッファが溜まってくる。バッファリストを表示したときにゴチャゴチャで目的のバッファを探しづらかったりするので、使わないバッファは整理しよう。
まずはバッファリストでの作法を確認
バッファリストでのコマンドは、基本的に1つのキーで操作します。例えばカーソルを移動するときは、[n]を押すと下に移動します。[p]を押すと上に移動。(C-n や C-p でもカーソルの移動はできる)
では、バッファを整理してみよう。
- 使わないバッファにカーソルを移動
- [d] (削除候補マークDが表示されます)
- 複数のバッファを削除するなら、カーソルを合わせて[d]を繰り返す
- [x] (削除完了です)
簡単ですね。
ほかにもバッファリストで使えるコマンドがあります。
- [q] = バッファリストを閉じる
- [k] = [d]
- [u] = マーク(削除候補マークなど)を外す
- [%] = 読み込み専用にする(または読み込み専用を解除する)
- [1] = バッファを1ウィンドウで表示(ウィンドウ分割は解除される)
- [f] = バッファリスト、選択バッファに切り替え
- [return] = [f]
- [o] = 別ウィンドウのバッファを選択バッファに切り替え(カーソルは別ウィンドウに移動)
- [Ctrl]+[0] = [o]と同じ(ただし、カーソルはバッファリストにある)
- [m] = 表示候補マークを付ける([v]コマンドとセットで利用)
- [v] = 表示候補マークの付いた複数バッファ全てをウィンドウに表示する。(元のウィンドウ分割は解除され、表示するバッファ分のウィンドウが均等に作成される)
1度には覚えられないけど、少しずつ慣れていこう!
Webアプリケーションなどをフレームワークを利用して開発している場合、連携するModel,View,Contorollerを分割したウィンドウにそれぞれ表示させてEmacsを利用したりするのではないでしょうか?
この時に、
- Modelを表示するウィンドウは小さめでいいんだけど、、、
- Viewを表示するウィンドウは横幅が大きい方がいいなぁ、、、
などと感じるときがあると思います。そんなときはウィンドウのサイズを変更しましょう。
試してみましょう。
- C-x 3 [return(enter)]
- C-x 2 [return]
- C-x o C-x o
- C-x 2 [return]
と上から順にコマンドを入力するとウィンドウがほぼ均等に4分割されます。
とすると、カーソルがある(上の状態だと右上の)ウィンドウの縦幅が1行長くなります。さらに
とすると、左右分割した右側(上の状態だと右上と右下)のウィンドウの横幅が1桁長くなります。ここら辺は試してみるとすぐ分かるはずです。
まとめると、
- C-x ^ (縦幅を拡げる)
- M-x shrink-window [return] (縦幅を縮める)
- C-x } (横幅を拡げる)
- C-x { (横幅を縮める)
- C-x + (各ウィンドウを均等にする)
です。
最初にウィンドウを分割する順番によって幅の広がり方が少し変わってくるようなので、色々と試しながら自分にあったウィンドウ分割を探してみてください。(今回は左右ウィンドウ分割したあと、左右それぞれのウィンドウを上下に分割しました。上下ウィンドウ分割後に左右ウィンドウ分割した場合、少し動きが変わります。)
以下のコマンドで、リージョンをハイライト表示できるようになります。
M-x transient-mark-mode [return(enter)]
Emacs の初期設定でリージョンをハイライト表示にしたいのであれば、.emacs を開いて以下を挿入しましょう。
(setq-default transient-mark-mode t)