とりあえず [ctrl]キーを押したまま[x][b]を押してみよう。
C-x C-b
ウィンドウが分割されてリストが表示されましたね。このリストの1つ1つがバッファです。
C-x o でバッファのリストが表示されているところにカーソルを移動して、リストを選択してみましょう。C-n または C-p でカーソルを上下に移動できるので、適当なところで [return(enter)]を押すとどうなるでしょうか。画面が切り替わりましたか?
これがバッファです。
バッファには、ファイルに関連付けられているバッファとファイルには関連づけられていない独立したバッファがあります。
例えば、C-x C-v で新規のファイルhoge.txtを作成してみてください。作成したあとに C-x C-b としてバッファのリストを表示するとhoge.txtというバッファがhoge.txtファイルに関連付けられているような表示になっているのがわかるはずです。
Emacsにおいてバッファという言葉(概念?)は重要っぽいです。Emacs使いを目指すのなら、はやめにバッファ(言葉や概念や関連するコマンド)に慣れましょう。
バッファとは、
- バッファ=ファイル
- バッファ=ウィンドウに表示できる情報やテキスト
- バッファは常に複数存在している
です。(バッファ=ファイルというのは厳密には間違った表現のようですが、わたしの感覚ではバッファ=ファイルが成り立つのでこのように書いています)